人生やりたいことリストの旅

人の脳は、自分のやりたいことしかできないように出来ているんだ

玄品ふぐてっちり(ふぐ鍋)を食べました

冬から春の味覚ふぐ

どうも千日です。今日は山口のソウルフード、フグです。なかでもトラフグは言わずと知れた高級魚ですが、そんなトラフグをリーズナブルに食べられる店が大阪にはいくつもあります。

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写真の左上は「新世界」のづぼらやのちょうちん看板です。

 

11月くらいから3月までがシーズンですので、今は最後の方ですね、たまーに妻にねだって食べています。 

 

今回は梅田の「玄品ふぐ」に行ってきました。ここは会員になっていまして、シーズンになると割引のハガキが来るんです。

 

ということで、今日はてっちりのお話です。

玄品ふぐてっさ29円のキャンペーンの秘密

玄品ふぐでは毎年2月9日の前後に、てっさ通常料金1180円を29円というキャンペーンをやっています。すごいですよね!

 

そのキャンペーン中はみんなが殺到しますので、予約が困難になるのですが、実は会員になっておけば、公開されているキャンペーンと違う日でも29円でてっさが食べられるハガキが送られてくることがあります。

 

なので、ふぐが好きな人なら、会員になっておくことをお勧めします。名前と住所と誕生日書いて渡すだけです。 財布の中にかさばるカードの必要もありませんし、無駄なアプリをダウンロードする必要もありません。

会員になるとお得な割引キャンペーンあり

それに、てっさ1180円が29円になるのと同等以上のキャンペーンは、会員になっていれば何度かあります。

 

春信というコースで7800円(税込み)相当のコースが5600円(税抜き)になっていますね。

  • 割引前は税込み表示
  • 割引後は税抜き表示

こういう感じ。大阪ならではです(笑)。でもまあ、安くはなっていますよね。

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これが会員に送られてくるハガキではさらに割引となります。

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税抜きですが4610円まで割引になっているんですよね。全部税込みで比較してみましょうか。

 

  • 定価:7800円
  • 割引価格:6,048円
  • 会員特別価格:4978円

 

つまり7800円から4978円に割引ですから1822円の割引ということになります。てっさ29円キャンペーンよりお得です!

 

春の特別メニューを実食レポート

この春のメニューは5月までです。今回わたし達が食べた春信4610円(税別)を食レポしたいと思います。

 

コースじゃないですが、やっぱり飲んでおきたいヒレ酒からですね。玄品ふぐを営業している株式会社関門海はヒレ酒用乾燥ヒレの製造方法で特許を取得しているんですよ。

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難しいことは良く分かりませんが、美味いということなんです。よう知らんけど。

 

湯引き(あん肝和え)

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【春の香り(湯引きあん肝和え)】 あん肝とポン酢の酸味が、見事にあわさった 湯引きに仕上がっています。

 

福佳三昧(ふっかざんまい)

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残雪和え、花見団子、煮凝り、桜寿司と 春を表現したお料理となります。これはいつものコースには無いものです。

しかし、その分てっちりのフグが少なくなっているのでした。

 

唐揚げ

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唐揚げは骨の近くが美味いですね。

 

てっさ(プラス200円でぶつ刺に変更不可)

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通常のコースの場合は、これに200円足せば、ぶつ刺しにチェンジできます。でも、この春のメニューは出来ないんですよね。

後からわかるんですが、てっちりもちょっと減量されていました。

 

てっちり(ふぐは約3分の2に減量)

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これで3人分です。

なんかちょっと少ないなーと思ったんですよ。なので「いつもよりちょっと少ないですよね?」って聞いてみたんです。

そしたら、やはり、通常のコースの11分の7くらいになっているらしいです。理由は前述のとおりです。

1品春の前菜メニューが増えている分、てっちりにしわ寄せが来ているということを、正直に教えてくれました。

 

雑炊

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雑炊の様子です。この写真の左下にあるロゴは、盛れる写真が撮れるアプリのものです。

気にしないでください(笑)。

フグが少なめだということで、ちょっとどうかなと思いましたが、雑炊まで行くともうお腹いっぱいです。

このくらいでちょうど良いのかもしれませんね。

アイス

アイスは普通のアイスです。柚子かナッツから選ぶ感じです。写真は撮ってません。

 

まとめ~養殖フグにも毒がある可能性

ふぐの毒っていうのは、フグの主食とする貝毒がふぐの体の中で濃縮されたものなんです。

 

なので、いけすの中で人工飼料だけを食べて成長したふぐには毒がありません。これマメ知識です。

 

養殖だったら、免許が無くても調理できる?

珍味とされるふぐの肝も食べられる?

 

こんな風に思うかもしれません。確かに理論的にはそうです。でもそうなっていない理由は物流にあります。

 

ふぐを運ぶ水槽トラックでは養殖のフグを運ぶこともありますし、天然のフグを運ぶこともあります。つまり、トラックの中で混ざってしまう可能性がゼロではないんですよね。

 

とても低い可能性かもしれませんが、養殖だから毒が無いはず、と思って食べたフグが実は天然だった…という可能性もあるんです。

 

だから、養殖であっても天然であっても、フグの調理には免許が必要ですし、食べる部位も法律で決められているのですよ。よう知らんけど。 

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

フグってね、丸っこくて、可愛いイメージがあるじゃないですか、でもかなり気性が荒い魚なんですよ。よく観賞魚で小さなフグが人気ですけど、混泳させると他の魚を追い回して弱らせてしまいます。

自分より大きな魚でも突っかかっていきますからね。それに彼らの主食は貝類なんです。その貝をかみ砕く鋭く強い歯を持ってます。その歯で噛みついて他の魚のヒレをボロボロにしてしまいます。

なので、フグを飼育するときは単独飼育が基本ですね。これマメ知識です。

2018年3月13日