3か月辞めてもそれでもタバコが吸いたいんだね
どうも千日です。禁煙を開始してから13週間、ほぼ3か月の禁煙に成功しました!
どうも、3か月の禁煙に成功すると、吸ってみようという誘惑もあるようなんですけど、それって「自分はいつでも禁煙できる」っていう自信が付いたことの裏返しでもあるらしいです。
でも、それって「一生止められる」という自信とは全然ちがうんですよね。全くレベルが違う。
じっさい「一生タバコを吸わない自信」なんてあるんだろうか?と思うんですが、どうなんでしょう。
私は今日起きたある出来事で自分の自覚というものに対する評価を大幅に下方修正しまして、おそらくこれからの人生で一生そうした自信を持つことは無いのだろうなと思った次第です。
小銭入れを無くしたんだけど一体どこで無くしたかわからない
お昼にラーメン屋でお代を払ったときには手にしていた小銭入れが煙のように消えました。
歩いて駅にいって改札を通ろうとしたときに…
あれ?いつもの定位置に無い?
やな予感がしました。ちょっと前にスマホをスーパーのトイレに忘れて、走って取りにいったということがありましたが…
今回は、全くどこでどうなったのか?見当もつかないんですよ。ほんとね、マジで無いってことを実感すると、サーっと世界がモノクロになりますよね。できれば体験したくない感覚。
ダメモトで来た道を戻り、ラーメン屋にも聞いてみましたが、当然ありません。そうでしょうとも。
情けなさと諦めのごった煮でタバコを吸いたくなった
小銭入れなので、現金は硬貨くらいしか入ってませんが、家の鍵が入ってます。一緒に住所のわかるものは入れてないとは言え、ちょっと嫌ですよね。
それにしても、本当になんで?どこで?全然思い当たらないんです。もしかしたら、スられた?なんて思ったりもしましたけど、そういう標的になるほどぼーっとしてたんだろうか、と思ったり。
ダメモトですが交番に届けました。名前の書いてる診察券なども入ってるので、届けてくれた人が居たら自分のものだと証明できますので。
まあ、信用して少し待ってみてください。
よっぽど私の顔が憔悴してたんでしょうね。最初は事務的に対応してたちょっと年配のおまわりさんが、慰めてくれました。
いいよ、ありがとう。もうね、届けをだして、おまわりさんが慰めてくれただけで、もう、いいんだ、と思いました。
なんだかね、情けなさと諦めを小鍋に放り込んで弱火でトロトロ煮ながらかきまぜたような感情です。
ふう、タバコ吸っちゃおうかな…
こんな感じの精神状態になりました。あーやだやだ。
禁煙出来たなんて実感や自信はまやかし
たまたま、私の場合はこんな出来事でしたけど、別にね小銭入れを落としたからってね、タバコ吸う理由になりませんよね。
でも、なんだかんだと理由を付けて、そこに結び付けて、タバコのことを考えるということは、まだまだそれに縛られているということなんですよ。認めたくはないですが、事実として受け止めざるを得ないです。
でもって、小銭入れをどうして、どこに無くしたかも分からないような人間です。自分が煙草を止められたと実感したところで、そんなのはただのマヤカシかもしれません。
今回のことで、二つのことを思い知りました。
- 自分がまだまだタバコを吸いたいのだということ。
- 老いなのか不注意なのか、自覚というものを信用できなくなったこと。
キツイっす。
3か月はまだまだ失敗する人が多い
それでね、もう少しで吸ってしまいそうになったんですけど、ちょうど回りにコンビニも無く、そんなの探す気力もなく、「まあ一本吸えや」なんてタバコを勧めてくる者もおらず、ブログを書いて気を紛らせているのです。
ちょっと検索してみると禁煙3か月というのは、結構失敗している人が多いですね。まあ、3か月成功した人がその後9カ月吸わずにいる確率は半分くらいだそうです。
なので、3か月はまだまだ喜んでいられない時期なんでしょう。そういえば私が昔、一度だけ禁煙に失敗したのが3か月でした。
3か月禁煙した後に吸うたばこの味は?
ついでに調べてみました。特に味はしないそうです。でも血管の収縮は感じるそうです「ヤニクラ」ってやつですね。
そもそもですが、別に煙草を吸ったからといって、失くした小銭入れが出てくるわけでなし、この情けなさと喪失感が癒されるわけでなし。あのお巡りさんの一言の方がよっぽど癒されましたし。
とりあえず、今日一日がヤマですね。明日になれば、もうすこし落ち着いてくるんじゃないかな。ああ、それと妻に絶対怒られるよな、やべえ。
まとめ~Born to be…
いい大人になってからサイフを失くすことが増えた気がします。実は今回ので結婚してから2度目なんですよね。
当然、落としたときって、落としたなんて思ってないですから。もうね、どうしようもないんです。あとで気が付くんだけど、時すでに遅し。
生まれつき、そういう感じなんです。もう、そういうことにしておきたい。
こちら、ある高校の英語の先生の言葉です。
生まれつきワイルドだぜ
1957年10月1日生まれ、人見先生。おそらく昨年あたりが定年退職なのではなかったかと、思います。
80年代のジャパンメタルシーンで1990年解散までの6年間、VOWWOWの人見元基といえば知る人ぞ知る、しかし世界に誇る、最高の日本人ボーカリストです。
最初聴いた人は誰もが思うでしょう「クセが強い!」でもこの野太い声で低音はもちろん高音でも、ガツンと「来る」ボーカルはもう唯一無二といって良い。最初に私が聴いたのは「Love Walks」でした。
小学生でしたが、この声に貫かれました。いわゆるメタルなんですけど、独特の「泣き」というのでしょうか、このヴィブラート。高校の先生になっても健在で、なんだか一方的に好きなだけですけど、嬉しくてしょうがない。
人見先生の英語の授業、受けたかったなあ。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
もう周囲のひとと音楽の話をすることは無くなりましたけど、ひさしぶりにyoutubeで見つけたときは嬉しかったです。高校の学園祭でこの「Shot in the dark」のコピーをやったんですよ。
当時はこのギターソロの速弾きが流行っていて、ちょっと私には難しかったんですけど、ちょっと背伸びして、なんとかだましだまし弾けるようにして、気合でやりきったのを思い出しました。
うん、ちょっと落ち着いてきました。
2018年5月18日