千日、禁煙しながら欲望の弁を開放するの巻
どうも千日です。禁煙を開始してから6週間が経過しました。
なんだかんだで、ニコチン中毒の離脱症状はかなり弱まってきている、はずなんですが、なかなか誘惑は無くなりません。
昨日と一昨日は出先で一日監査のお仕事をしていたのですが、そういう喫煙していたころの生活が再現されると、ズイショで誘惑がやってきます。なんとかその欲求を抑え込みながらの一日で、仕事以外のポイントで疲れてしまいました。
今日はちょうど6週間目ということですが、平日に一日休みをとって妻と留学生のコと3人でお花見に行ってきました。
禁煙を始めてから、丸一日休んで遊びに行くというのは初めてです。
関西の桜の名所、夙川(しゅくがわ)公園からスタート
まずスタートは夙川公園のお花見からです。阪神間の桜の名所と言えば、王子公園、夙川公園、大阪城公園、万博公園、あたりでしょうかね。
そのうちの一つです。今日の夙川公園は8分咲きといったところでしょう。
千日が物心つく前にこのあたりに住んでいたこともあって、なじみ深い場所なのです。夙川(しゅくがわ)の土手の両側が遊歩道になっていてその川の両側、遊歩道の両側に桜が植わってます。
夙川公園のお花見スタートは阪神香櫨園(こうろえん)駅から
スタート地点の香櫨園の橋からの写真です。
このあたりは、〇〇園という名前の地名が多いです。甲子園なんかその典型ですよね。それ以外にも苦楽園(くらくえん)とか甲陽園(こうようえん)もあって「園」のつく地名が多いです。
というのも、その昔、遊園地があってその遊園地を中心として栄えてきた街だから、らしいです。今はありません。
夙川公園というのはその遊園地があったころよりもだいぶ後の公園です。
私が幼いころは、この遊歩道はビュンビュン車が走る普通の車道でした。
国道2号線より南と北の植栽の違い
この夙川公園は甲山(かぶとやま)から西宮浜の河口まで続く夙川のながーーい公園です。
ちょうどその間を国道2号線が通る感じになるんですけど、この国道2号線の南側と北側とで植栽が微妙に違うんですよ。
北側は9割が桜
北側はほぼ9割が桜の木といった印象です。こちら、国道2号線の夙川橋から北方向に撮影した写真です。
まだ松が多いですけど、この後殆ど桜になります。なんで写真を撮ってないかって?そっちまで行かなかったからです(笑)。
南側は松と桜が半々
これに対して南側の遊歩道の写真ですけど、松と桜が半々といった感じですね。場所によっては桜はほとんど見えません。
北側と南側どっちが好きか?私は南側です
普通に考えたら北側の全面桜!というのが花見っぽくて良いのでしょうけど、私は南側の方が趣があってスキです。
ちょうどこの先にJRの線路の高架があって、そこをくぐると9割桜になるんですが、引き返して来ました。
混じりけがあった方が味わいがあるというか、写真もこういう看板が写り込んだほうが面白みがある気がします。
次はアンリ・シャルパンティエの酒蔵通り店へ
次はアンリ・シャルパンティエというケーキ屋さんです。花より団子ならぬ、ケーキっす。
酒蔵通りという古くから日本酒の製造が盛んに行われているエリアに路面店があります。
中にはショップとカフェがあって、この辺りのお金持ちが買いに来たり、お茶したりしてる雰囲気ですね。
目の前でフランベしてくれるクレープ・シュゼット
今日は奮発してクレープ・シュゼット(1,296円/セット1,674円)をオーダーしました。
薄く手焼きをしたクレープを銅の片手鍋に入れてバター、オレンジ果汁、で温め、リキュールでフランベして仕上げます。この青い炎のパフォーマンスが売りなんですよ。
こんなワゴンで目の前で作ってくれます。
このクレープ・シュゼットはこのアンリ・シャルパンティエが1969年に兵庫県芦屋市でテーブルデザートを提供する喫茶店として創業したキッカケとなったデザートです。
創業者であるアンリさんがこの青い炎越しに輝くお客のうっとりした笑顔を見た瞬間に「これだ!」と思ったんだそうです。
- 喜んでもらえる、
- 感謝してもらえる、
そういうのを実感できる仕事っていいですよね。
これが出来上がりです。
美味しいかって?そりゃ美味しいですよ!オレンジフレーバーが濃厚。
ほんと、ポンジュースの5倍濃厚←語彙力
いま思い出して、唾液腺がキューっとなる感じです。一度食べたら、なにかの拍子に思い出す、そんな味わいでした。
店内禁煙です
まあ当然ですけど、店内は禁煙です。
喫煙者のころって「禁煙の喫茶店なんて、何それ意味わからん」みたいな感じだったんですけど、禁煙したことによって、こういう喫茶店でもリラックスできるようになったのは収穫です。
ラストはワンカルビで焼肉食べ放題
2時間の幸福、ワンカルビにやってきました。5時開店に4時55分に滑り込むと、既に階段の外には行列です。
平日なのに、すごい人気ですよね。
チシャ菜のいつもの食べ方
いつもこうやって食べてます。
- チシャ菜にご飯をドーン
- 味噌をペタッと
- 肉をドーン
- キムチをドーン
そしてクルクルっと巻いて一口でいっちゃいます。見た目、野菜ですから、サッパリしてますし、野菜を摂取しているという実感があって、肉と炭水化物の罪悪感を優しくチシャ菜が包み隠してくれます。
サイコーです。
ちなみにこのワンカルビも禁煙です。焼肉屋なんだから禁煙とか、わけわかんないですが、条例だそうです。
すごい嫌煙家の人たちが、使命感をもって頑張って仕事をしているんだなと思いますが、そんなにいじめないであげてくださいよ。
まとめ~欲望のマネジメント
今日のブログって、あのグルメカテゴリーでも何となく書けた内容だったかもしれませんが、あえての禁煙カテゴリーにしました。
まあ、現在進行形のリアルな禁煙プロセスと言う感じでしょうか。
- 開放的なところで美しい桜を見て、タバコを一服吸いたくなりました。
- 美味しいデザートとコーヒーを飲んで、この後タバコを吸ったらいいだろうなと思いました。
- 焼肉をお腹いっぱい食べて、ふうーっとなったところへ外の風に吹かれながら一本吸いたいなと思いました。
まあでも、タバコを吸わなくても、幸せでした。基本的に春に桜を見て、美味しいものを食べられたなら、十分に幸せですよね。
その後のタバコというのは必須の欲望ではないということが実感できた感じです。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
欲望のマネジメントと言えば、真っ先の思い出すのが「カイジ」の地下チンチロリン編の大槻班長を思い出します。
ちょっと長いですけど、こちら大槻班長の名セリフです。
「フフ......へただなあ、カイジくん。へたっぴさ........欲望の解放のさせ方がへた....。カイジくんが本当に欲しいのは...焼き鳥(こっち)......これを下のレンジでチンして....ホッカホッカにしてさ......冷えたビールで飲(や)りたい......だろ....?」
「フフ....だけど......それはあまりに値が張るから....こっちの........しょぼい柿ピーでごまかそうって言うんだ.....。カイジくん、ダメなんだよ......そういうのが実にダメ....!せっかく冷えたビールでスカッとしようって時に....その妥協は傷ましすぎる........!そんなんでビールを飲んでもうまくないぞ......!嘘じゃない。かえってストレスがたまる....!食えなかった焼き鳥がチラついてさ..........全然スッキリしない....!心の毒は残ったままだ、自分へのご褒美の出し方としちゃ最低さ....!カイジくん.....贅沢ってやつはさ........小出しはダメなんだ........!やる時はきっちりやった方がいい....!それでこそ次の節制の励みになるってもんさ....!違うかい......?」
誰それ?と言う人もこれで思い出したんじゃないでしょうか。
こんなスピンオフ作品まで出るほどの隠れた人気なんですよね。
今日はまさに班長チックな一日でした。
2018年3月28日