昔ながらの銭湯の魅力とタトゥー
どうも千日です。ちょうどゴールデンウィークに入るころにお尻のデキモノを手術で切除しまして、抜糸までは濡らしちゃだめってことで、このゴールデンウィークには温泉はおろかスーパー銭湯にもいくことが出来ませんでした。
で、ちょうどこのゴールデンウィークの最後らへんでやっと抜糸が出来まして、ふらりと昔ながらの銭湯に入りました。
そこで珍しいものをみましたのでちょっとブログに書いておこうと思います。
末広湯は黒門市場にある昔ながらの銭湯
黒門市場の中にある銭湯です。黒門市場は今では完全に観光地化していて、休日に歩いているのは、ほぼ9割が旅行者です。
私はこのゴールデンウィークは全く遠出しませんでしたけど、ここに行って少し外国気分が味わいました笑。
ただね、やっぱね、売ってるものの内容とか値段的なものが、観光地価格ですね。あんまり食指が動く感じでは無くなってしまいました。
ただ、すごく賑やかですし、眺めてて面白いです。そんな黒門市場の外れにある昔ながらの銭湯です。その名も末広湯。
大きな通りからちょっと入ったところにあるので、知ってる人でないと、行かない感じです。
いい味出してます。
入浴料金440円、手ぶらセット600円の良心的な価格
値段も手ごろです。この街中にあって入浴料金が440円です。手ぶらセットというのがいいですよ。
貸しタオル、貸しバスタオル、石鹸、シャンプー、リンスが付いて600円です。難波のど真ん中にあって、わずか160円プラスするだけというのはすごく良心的だと思います。
ちなみに千日前商店街の入り口にあるアムザ1000だと1時間コースで1100円、1時間過ぎると自動的にレギュラーコースに移行し、2100円取られます。
その点、末広湯では、いくらゆっくり入っても600円というのは、良心的ですよね。
何とか足が伸ばせる湯船
外観から見た通りで、そんなに浴場スペースは広くないです。こじんまりした銭湯です。
- ジャグジー風のブクブクが出ている湯舟(定員4名)
- 深い湯舟(定員4名)
- サウナと水風呂(地下水くみ上げ)
こんな感じです。湯舟が小さめですので、大勢入っているとあまりゆっくり浸かっていられない感じです。
でも、脱衣所にはテレビがあります。ちょっと出て一息ついてテレビを観たり新聞を読んだりしてまた入る、というようなローテーションでゆっくり楽しんでいる人も多いですよ。
タトゥー入浴可です
最近よく入るスーパー銭湯や温泉地の温泉などでは「刺青、タトゥーお断り」が普通ですけど、昔ながらの銭湯は違います。
2017年2月の定例閣議で公衆浴場を規定する「公衆浴場法」によって刺青などを入れた人の利用を制限しないという答弁書を決定しました。
公衆浴場の区分は2つに分かれています。
- 一般公衆浴場
- その他公衆浴場
一般公衆浴場というのはいわゆる町の銭湯です。その他公衆浴場はスーパー銭湯や日帰り温泉、サウナ、スポーツクラブの付属風呂から特殊浴場と言われるソープまで幅広い浴場が含まれています。
一般公衆浴場は、公衆衛生の維持を目的にできた浴場なので、感染症にかかってるとか極端に汚れているとか、他の入浴者の健康に悪影響を及ぼす可能性が無い限り、入浴を断ることが出来ないという建前なんです。
それに対して、スーパー銭湯などのその他公衆浴場は、主にレジャーとしての位置づけですから、一緒に入ることで他の入浴者に脅威や不快感を感じさせるような刺青やタトゥーを入れた人の利用を断ることが出来るんです。
場所がら和彫りよく目にします
あまり実話ナックル系の知識は無いのですけど、ちょうどこの近くに、それっぽい、入口に監視カメラを付けている〇〇興業さんがありますので、関係者かな?と思う和彫りの人達に遭遇します。
ちょうどゴールデンウィークの最後に行ったときには、20代前半かなと思うような、あどけない顔をしているんですけど、背中一面にフルカラーの不動明王を彫り込んだ若者が居ました。
珍しいので、ついつい目が行きますが、周囲は慣れたものなんでしょうね、我関せずって感じで穏やかな時間が流れてました。
何で何で期の3歳くらいの子を連れていくと…
ねーねーお父さん、なんでこの人背中に絵かいてんの?
と聞かれて、ちょっと面白いことになりますので、そういうのが苦手な人は止めときましょう。
妻も一緒に行ってるんですけど、そういえば女性の方はどうなんでしょうね?今度きいてみよっと。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
2018年5月7日