人生やりたいことリストの旅

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本町~淀屋橋のお洒落で美味しいベトナムランチを文化財の中で食べる贅沢

RIVE GAUCHE(リヴ・ゴーシュ)で本格ベトナム料理をランチでリーズナブルに~in登録有形文化財「芝川ビル」の地下

どうも千日です。長く大阪の本町界隈で仕事をしてきましたが、前からあるのは知ってたけど、入ったことの無かったオシャレベトナム料理店に突撃してきました。

こちら、そのリヴ・ゴーシェが入ってる芝川ビルです。昭和2年(1927年)竣工の有形文化財です。大阪のオフィス街、淀屋橋の現代的な高層ビル群の中にあってその歴史を感じさせる佇まいです。

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リヴ・ゴーシェの店名の由来はセーヌ川の左岸

RIVE GAUCHEというつづりで「リヴ・ゴーシュ」と読むんですってね。フランス語です。

セーヌ川を境にして北側を右岸(リヴ・ドロワ)、南側を左岸(リヴ・ゴーシュ)と呼ぶらしいです。つまり、この店の名前は『セーヌ川の左岸』です。

確かに淀屋橋のかかる大川の南側に位置している店です。ベトナム料理ですが、フランス料理のエッセンスが入っていることがかかってる感じです。

パリっ子御用達のデパートとして有名なル・ボン・マルシェの正式名称はLe Bon Marché Rive Gauche(ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシェ)と言いましてセーヌ川の南側(つまり左岸)にあるんですよ。

こうして、地図を並べて見ると、何となくシンクロしているような気がしないでもないです。

その昔「パリでは右岸で金を遣い、左岸で頭を使う」といわれていたそうです。

  • 右岸=金持ち系
  • 左岸=芸術・文化系

左岸に住んでいる人はそのアイデンティティをこのRIVE GAUCHEに乗せて語ります。

昔ながらの左岸人種は「中流階級の上クラスで、政治的には心情左派」。ちょっと金持ってる意識高い系、より上ダゼ。みたいな感じで、職業は作家、評論家、編集者、ジャーナリスト、映画やテレビ、広告業界の人などがいわゆるところの左岸人種なんですって。

そういう気取った名前を冠しているお店がこのリブ・ゴーシェです。

確かにオシャレな外観! 

うんうんお洒落。認めるよ。

そもそもこのビル、芝川ビル自体がもうオシャレだもんね。これは南からみたアングルです。

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入り口のところにランチメニューの立看板があります。だいたい990円(税込み)の単品料理にプラス300円で炊き込みご飯、又はプラス350円で小サイズのフォーが付けられる感じです。

どれも美味しそうで目移りしますが、このお店すごく人気なので、まずは入ってしまいましょう。

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こちらの階段を下りたところに入り口があります。この階段のところに良く行列ができています。

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店内は結構広くてテーブル席とカウンターもある

店内こちら。

バーン

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入口の印象よりだいぶ広いです。中央にはお一人様用のカウンターもあります(写真中央)ので、グループでも一人でもランチに入りやすいレイアウトですね。

カウンターの椅子はテーブル席の椅子と同じ高さなので、一見わかりにくいですが、上の写真はテーブル席からカウンターを撮影したものです。

天井を取り払って配管がむき出しになったところを全体的に白く塗装しています。もともと古い建物なので天井があると圧迫感を感じてしまうので、このようにしているんですね。

もともと、このスペースで花嫁修業学校があったそうですよ。

週替わりベトナム料理定食1100円をオーダー

周りの人達がみんなこれをオーダーしていたので、これにしました。

とても賑やかですね。色とりどりのベトナム料理が少量ずつ楽しめる、幕の内弁当みたいな可愛いランチです。

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手前のお米は細長いタイライスです。奥のベトナムカレーによく合います。カレーはガラムマサラのよく効いてて美味しいです。単品メニューにもありましたよ。

あとカレーの横にある揚げ物はカボチャなんですが、コロモに味がついてタダの揚げ物ではなく、ちゃんとベトナム風になっています。

その右側にあるのは蒸し鶏のパクチー和えです。しっかりボリュームがありますので、男性でも十分に満足できます

食後のベトナムコーヒーの楽しみ方

食後にはドリンクが付いています、蓮茶かベトナムコーヒーかを選ぶようになってます。

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最近、コーヒーに目覚めた千日は迷わずベトナムコーヒーをチョイス。透明なグラスにホットコーヒー、陶器のカップソーサーがベトナム風ですね。

深めに煎った豆を抽出しコンデンスミルクを加えた濃厚な味わいです。下の白いのがコンデンスミルクです。プリンの逆バージョンみたいな感じです。

  • ブラックで飲む人は混ぜずに上澄みのコーヒーを飲みます。
  • 砂糖ミルクアリアリで飲む人はコンデンスミルクを混ぜて飲みます。

最初は混ぜずに飲んでコーヒーのフレーバーを楽しみ、後から少しずつ混ぜてミルクコーヒーにしていくのも良いですね。

一度お試しあれ!

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

ここはだいぶ前からあることは知ってたんですが、ちょっとオシャレ過ぎて入れなかったんですよね。

あとは、オシャレな店って味が残念であるケースが多くて、そんなに期待してなかったというのもあります。

このリヴ・ゴーシュは外観も味もイケてます!我々が出るころには階段に行列ができていましたので、いかれるときは少しフライングぎみに出発することをお勧めします。

2018年3月27日