たこ焼きは焼き立てが美味い、イラチな大阪人を並ばせる店はさらに美味い
どうも千日です。言わずと知れた大阪のソウルフードたこ焼きです。
旅行で大阪に来たら一度は食べてみてくださいね。私はここでないとダメみたいな、こだわりは有りません。たこ焼きって、どこのやつでも出来立ては基本美味しいです。
特に美味しいたこ焼きを食べたい。
ならば、人が並んでいるところのたこ焼きを買うのが正解です。美味しいから、並んでいるというのもありますけど、並んでいるということは自然に出来立てが回ってくるからです。
さらに言うと、大阪の人って基本的に飲食店などで並ぶことを好みません。『イラチ』と言われる大阪人の気質の一つです。じっくり待つということが苦手なんです。
なので、たこ焼き屋で行列が出来ているのは、それなりに理由があるということなんですよね。
今日は、その二つの条件を兼ね備える「わなか」をご紹介しましょう。
大玉、銅板、1面64穴で素早く「焼き立てを量産」して「常に動く行列」
一般的に、たこ焼きは1本のピックでたこ焼きを裏返し、煎り、焼き上げるスタイルが主流です。
鉄板は鋳物で、中玉、1面28穴、金属ピックで焼くのが、昔からの焼き方ではありますが、熱伝導のいい銅板ができ、お客さんのニーズに応えるようになっていますね。
銅板は熱の伝導が良く弱い殺菌効果がありますが、扱いが難しいのが特徴です。
「わなか」さんではこの銅板で一面64穴で6枚の鉄板を駆使して焼いていますので、どれだけ人が並んでも、必ず常にすこしずつ行列が動いていくんですよ!
この、動いてるっていうのが、我々には結構大事です。
もちろん美味いのは「当たり前」であり、さらにイラチな大阪人に対応した売り方になっているんですね。
熱伝導の良い銅板で作る大粒のたこ焼き
また、銅板は熱伝導が良いだけでなく、油をギンギンに敷く必要が無いので、粉のダシや、たこ汁などの素材を生かした、日本人の好む味を作ることが出来るのですね。
表面だけに高い熱が伝わるのではなく、中にまで遠赤外線効果で熱が伝わる銅板で焼き上げるからこそできるんですね。
調理加熱は赤外線、遠赤外線波長によって食材からうま味成分を抽出させられることが研究によって明らかとなっています。美味さには、ちゃんとした裏付けがあるのです。
外はカリっと中はふわふわ
また余談ですけど、美味しいたこ焼きと言えば「外はカリっと」「中はふわふわ」ですよね。
人間がこういうものを美味しいと感じるのは昆虫を好んで食べていたことの名残だという説があります。私の知る「昆虫食」のスキな美人ブロガーさんがこんどセブ起業!たこ焼き屋を始めるらしいです。
セブでも昔から昆虫は食べられてるでしょうから、結構良いポイントを突いているのかもしれませんよね。
特に「わなか」さんと他のお店との違いは タコの大きさです。ゆうに5グラムがありますし、歯ごたえもあり、良いタコを使っていることが分かります。これも回転率が良いからなんでしょうね。
簡単そうに見えて、大玉を銅板で64個を、5グラムのタコを1本串で焼くのは難しいはずですよ。職人技です。
なんばグランド花月隣の本店へ行ってきた
今日はなんばグランド花月隣の本店によりました。8個入り450円を購入。店内でも食べられるようになっています。
店の右側の路地に入り口があります。正面で購入してから外をまわって店内に入るシステムです。
店内にはイスがおよそ80席あります。
セルフの冷水器があります。
2階からはなんばグランド花月前の広場と道具屋筋の商店街の入り口を見渡せるので、なかなか乙なもんですよ。
お近くに立ち寄りの際には、ぜひ一度行ってみてください。
主なメニューと価格
人気店ですが、価格はすごくリーズナブルですよ!味付けは、特製ソース/塩分控えめしょうゆ/ミネラルたっぷり釜炊き塩/辛口どろソース、から選択可能です。
たこ焼き
たこせん
- 3個挟んで200円
たこ焼き
- 8個450円
- 12個600円
- 15個700円
たこポン
- 8個500円
- 12個650円
- 15個800円
わんこだこ(明石焼き風)
- 9個600円
大入り(8個)500円
トッピング
- ねぎ50円
- チーズ50円
ドリンク
- 缶ビール300円
- 生小350円
- 生中450円
- ハイボール250円
- 缶チューハイ250円
- ワンカップ(日本酒)300円
- ノンアルコールビール250円
- 十六茶150円
- バヤリースオレンジ150円
- ジンジャーエール150円
- 三ツ矢サイダー150円
店内の冷水は無料です。セルフサービス。
お土産
- 特製ソース500円
- わかな釜炊き塩350円
- わかなだし醤油350円
- たこちゃんセット500円
- たこ焼きの素500円
- たこ焼きの素セット1000円
まとめ~たこ焼きなら40度の熱でも食べられる
ソウルフードとは言っても、そこまで毎日たこ焼きばかり食べてるわけでも無いです。
ただ、たこ焼きの鉄板は各家庭に一つあります。特殊な鉄板ですけど、ああゆうのが各家庭にあるのは、やはりこの地域に根差した食べ物だからというのはありますよね。
じゃあ、しょっちゅう作ってるのか?というと、そうでも無いんですよね(笑)。いろいろ面倒ですので買ってきて食べるのが普通です。
千日の場合は子どものころ、よく熱を出したのですが、お粥すら喉を通らないような高熱になっても、なぜかたこ焼きだけは食べられるという特異体質です。
そこまで好きか?というと、そうでも無いんですけどね、しかし、ソウルフードというのは、えてしてそういうものかもしれません。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
大阪といえば粉もん文化です。
なんで今まで書かなかったんだろう…?
あまりに当たり前のもの、というのもあるんでしょうが、そういうところにこそネタがあるんでしょうね。
2018年2月24日