大阪市浪速区の木津卸売市場内にある太平のゆに浸かって参りました。
市場にあるスーパー銭湯って、謎かけみたいですよね。
当初は同じ浪速区のスパワールドへと考えていたのですが、1月4日までお正月料金で2,000円ということを知り、750円の太平のゆへ。
ハイ、ケチりました
行ってみると、凄い人人人です。やはり考えることは皆同じなのでしょう。こういう日はあえて六甲アイランドのベイシェラトン 濱泉を選択すべきでした。
濱泉については濱泉 六甲アイランド神戸ベイシェラトンの穴場の温泉へ行ってきた - 人生やりたいことリストの旅をどうぞ、2分で読めます。
ふと見るとブルータス(我が家にステイしている留学生17歳男子)が眼鏡を手に浴室に入ってきて、マイシャンプー等を置く棚に置きました。
私「眼鏡はロッカーでいいんじゃない?」
ブルータスは「あ、そうか」という顔をしてロッカーに眼鏡を置いてきました。
そして聞いてみるとかなりの近視だということがわかりました。お風呂の名前の看板も裸眼では50センチくらいの距離まで近くに寄らないと読めないようです。
人の多い銭湯では確かに危ないですね
私「じゃ、なんでかけないの?」
ブルータス「ウーン、わかりません」
一見すると「何だそりゃ」と思われる答えですが私的には合格です。
「全裸に眼鏡」は、私的には「全裸に靴下」とか「全裸に手袋」のような、ちょっと変態チックな感じなのです。眼鏡をかけない人には分からないかもしれません。
脱衣場で眼鏡を外すタイミングは人それぞれですが、99%の人が下着のシャツを脱ぐ前には眼鏡を外しているはずです。(でないと、シャツを脱ぐ時に眼鏡が引っかかるからです)
その後さらに眼鏡を装着するという行為は、シャツを脱ぐために手袋を外し、また手袋をする行為なのです。
それに違和感を感じるタイプと感じないタイプがあり、私は前者です。
ブルータスは強い近視であり、初めて入る混んだ浴場に入る際、危険を感じて一度外した眼鏡を手に取りました。
しかし、全裸の状態から再び眼鏡をかけることに無意識に抵抗を覚え、手に取ったまま浴場に入り、それを私に指摘されたのです。
このような体験は彼にとって初めての体験でしょうし、何故と聞かれて異国語で説明するのは困難です。
「わかりません」
というのが彼の持ちうる語彙の中で、その感覚を最も的確に表現しているはずです。やはりブルータスは公衆浴場の立ち居振る舞いにおいて、どこに出しても恥ずかしくない男です。
どうですか?今募集中だそうです。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
当時は高校生だったブルータスも今や大学生です。月日がたつのは早いですね。
今でも近所のスーパー銭湯に妻と彼を連れて良く行っていますが、この時以降、彼が風呂場で眼鏡をかけようとしたことはありません。
風呂で眼鏡をかける人は一定数いますし、それなりに一理あるのは理解してます。
でもね。
やっぱ変ですよ。
変です。
2016年7月7日