人生やりたいことリストの旅

人の脳は、自分のやりたいことしかできないように出来ているんだ

著者が本のタイトル会議に参加しない理由って?

2冊目の本がとうとう出ました!

タイトル会議に著者は参加しない方が良い?

どうも千日です。本の執筆が佳境に入ってきてます。12月の出版を目指していたのですが、なにぶん初めてのことで加減が分からず、2冊分くらいの量を書いてしまいまして、結構削らなければならないということなんですよね。

削ったり、足したりという作業が思いのほか難航しておりまして、千日の住宅ローン無料相談ドットコムのご相談者の方々は、お待たせしてしまっております。この場を借りましておわびしますm(__)m

それはそうと、来週はタイトル会議だそうです。もうすぐ、私の書いた本のタイトルが決まります!ムネアツです。いやー嬉しい!

タイトル会議についてちょっと調べてみたのですが、著者は本のタイトル会議には出ないのですね。全部、という訳ではないのでしょうが、その理由をネットで調べて見ると『ああ、なるほどな』と思いました。

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著者は『伝えたいこと』にこだわるが本は売れてナンボ

まあそうだろうな、と思いますよね。本を書くのってよっぽど社会に対して、特定の誰かに対して伝えたいことがあるからこそ、書いているんです。なので、伝えたいことにこだわりが無い著者って普通は居ないはずです。

しかし、伝えたいことを言葉にすれば、多くの人に読まれるかといえば必ずしもそうでは無いんですよね。

  • タイトルを見た人が手にとってくれなければ、本は売れない。
  • 本が売れなければ、本人が拘っている『伝えたいこと』も伝わらない。

著者って書いている内容のその道に関しては一番かもしれませんけど、マーケティングという点においてはほぼ素人です。読み手に近い視点を持っている編集者に任せた方が良い結果につながることの方が多いと思います。

でもね、編集者の方はすごく優しい人で『千日さんの希望はありますか?』と訊いてくれたんですよね。『イヤーいいっす、お任せします。もし会議で『著者は何て言ってるの?』てことになったら電話してください。』とお答えしました。

ブログもまた読まれてナンボ

これに対して、ブログもまた読まれてナンボの世界です。そうでない人もいますが、まったく誰にも読ませるつもりが無いならインターネットに書かなくていいじゃないですか。少なくとも誰かには読んでもらいたいと思っている。

この部分を突っ込んでいくと、終わりが無いので、ここではそういう前提で話をします。

とすると、タイトルはすごく重要なわけです。タイトルを読んで、クリックされず隣のサイトを読まれてしまったら、PVゼロですからね。その現場は見ることが出来ませんが明暗がクッキリと分かれています。今この瞬間も。

しかし、ブログの場合は誰もが著者兼編集者ですから、タイトルを誰かに考えてもらうということが出来ないのです。

ですから、良い文章を書くのにタイトルの付け方が下手なばっかりに、鳴かず飛ばずの人が居るのだと思います。

いっそタイトルを誰かに付けてもらうのはどう?

だったら、いっそタイトルを自分で付けずに誰かに付けてもらうというのはどうでしょうか?と思うんですけど、どうですか?

えー?タイトルくらい自分で付けたいわ!

こんな風に思うかもしれませんが、前述のとおり商業出版する場合はタイトルは自分で付けられないんですよ。『売れること』『読まれること』を突き詰めていけば、タイトルは自分で付けない方が良い結果を生むという経験的なセオリーなのかもしれません。

だったらブログだって同じです。

千日も寄稿や連載記事ではタイトルをつけてもらっている

かく言うわたしも寄稿している記事ではタイトルを自分では付けてないことに気づきました。

ダイヤモンド社の連載記事は一応、何について書いているか、わかる程度のタイトルをつけて原稿を送って、編集者の方にタイトルをつけてもらっています。

iYell㈱の住宅ローンの窓口オンラインへの連載記事も同様です。私の仮タイトルが採用される率が高いですが、全然気にせずタイトルをつけて頂いていいんですよ!この場を借りて(^^)/

この二つは商業的なものですが、私の利用しているブログサービスで仲良くなったブロガーさんに寄稿したケースでも、流れ的にそうなりました。かんどーさんに寄稿した記事はどんなタイトルが良いか思いつかず、タイトルお願いして付けてもらい『連帯保証人 愛』のキーワードで7位に付けています。

基本的に良い結果につながっていると思います。

人の記事にタイトルをつけるのも客観視するトレーニングになるし、付けてもらうのも参考になる

千日自身も、最近寄稿を受けまして、このブログサービスで仲良くなったチルドさんの原稿にタイトルを付けました、ぼくが狭い家の方が落ち着く理由【byチルド】 - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるの記事です。

『狭い家 落ち着く』というキーワードで4位です。

以下のような進め方です。

  1. まずタイトルを私の方で提案して、それに対して原稿を書いてもらう。
  2. はてなブログのプレビューに張り付けて、原稿を確認してもらう。
  3. そのプレビューを使って推敲を行う。文章の流れや、段落分け、タイトルなどについて意見交換を行う。
  4. 原稿の内容に沿って、記事の最初にはチルドさんのご紹介(ブログへのリンク)とあと書きを挿入する。

チルドさんは普段からあまり段落分けをしない方なので、タイトルだけでなく、段落分けと段落のタイトルも私が付けさせて頂きました。

他人の書いた文章にタイトルをつけるというのは、なかなかできない経験です。加えて彼の文章そのものが魅力的で、このクリエイティブな作業はすごく楽しかったですね。

その後タイトルが決まりました!

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

来週になると本のタイトルが決まると思うと、妙にハイテンションになってしまい、こんな記事を書いてしまいました。

以下の文章は本の『はじめに』からの抜粋です。

これからわたしたちが生きる社会は少子高齢化社会です。働き手となる若者が減り、年寄りが大半を占めるようになる。これまでのやり方が通用しない世の中がやってきます。どうすれば無理なく自分の家を持ち、子どもを育て、安心できる老後を迎えられるのか?その正解の無い問いに正面から答えることを目指しました。不動産会社や銀行があえて語らない、これからの家の買い方、住宅ローンの選び方です。

本書が、この少子高齢化社会でマイホームの計画を立てるコンパスとなることを、心から願っています。

『はじめに』なんですが、これは最後に書いた文章です。そして、当初『はじめに』用に、最初に書いた文章は『あとがき』になりました。

妙なものですね(笑)。

でも考えてみたら、全てを書いた上で書く文章こそが『私の伝えたいこと』であって、そうであるならば、最後に書いた文章にこそ、真っ先に読んで欲しいことが書いてあるということではないかと思うのです。

だから、最後に書いた文章は『はじめに』で良いのですよ。

現在は2018年1月末の出版から10カ月が経ちましたが、既に3刷増刷しており、住宅ローンカテゴリのベストセラーとなっています。

これから家を買おうという人は、是非お手に取っていただければ嬉しいです。

2018年12月1日

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年齢や年収によって、リスクの傾向と対策が変わり、つまり住宅ローンの組み方というのも変わってきます。

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ランキング 年齢
20代 30代 40代 50代以上
新規借入 20代800未満 30代600未満 40代600未満 50代1000未満
30代600~1200 40代600~1200 50代1000以上
20代800以上 30代1200以上 40代1200以上
借り換え 20代借換 30代借換 40代借換 50代借換
団信 20代団信 30代団信 40代団信 50代団信

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