人生やりたいことリストの旅

人の脳は、自分のやりたいことしかできないように出来ているんだ

千日前黒門市場にて 玄品ふぐ 大阪黒門の関 大阪人と外国人とてっちり

昼過ぎに起きててっちりを食べにいきました

妻とブルータス(我が家にステイしている留学生17歳男子の3人で難波高島屋の初売りへ行きました。

こちらも梅田阪急百貨店に負けず劣らずの賑わいです。しかし、我々は昼過ぎに起きてから何も口にしておらず、ピリピリムード。
 
普段はテンピュールの如く全てを吸収する私も飢えから冷えたテンピュールとなって(分かる人には分かると思います)年始早々の初喧嘩の予兆。
そんな時にはブルータスが程良い緩衝材となっております。
 

ありがとうブルータス。温厚なお前にいつも助けられてるよ。

7時15分に予約した日本橋は黒門市場内の「玄品ふぐ 大阪黒門の関」へ7時に到着

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これまで我々は固形物を何も口にしておりません。
飢えもあり奮発して天楽という6,100円(税別)コースを注文。
 
尚、普段は玄品という3,980円(税別)のコースです。この値段で湯引き、てっさ(又はぶつ刺)、てっちり、雑炊、デザートが頂けるんです。
天楽これに唐揚げと焼きフグがオンされます。
 
てっさかぶつ刺かという選択肢がありますが迷わずぶつ刺を選びました。てっさについては2月の29(フグ)の日に因んだ29円キャンペーンで食すことに決めてます。普段は単品で1,180円(税別)です。
 

価格破壊ですね

 
この日は、隣のテーブルのお客さんの声が大きく響きます…
 
どうやら声の調節ボリュームが生まれつき故障しているようです。東京などで『やたら声の大きい人がいるな、と思ったら大抵関西弁』という笑い話がありますが、ここは本拠地です。
 
導火線の短い妻が目に見えてイライラしているのがヒシヒシと伝わって来ます。まずいです。普段は内弁慶な妻ですが、一度キレると…
 

私は妻の気を逸らさねば、と思いつつも気の利いた話も思い付かず「うるさいね、でも美味しいね」などと言いながら湯引きの食感を楽しむ間も惜しんで口へ運んでおります。

と、隣の会話にある変化が。

「おっさんの肛門」というワードがやたら頻出するようになって来ました

 

思わず私の箸も止まります。さて、どうしたもんでしょうか?

 

ブルータスは、というと意に介さない風にマイペースで湯引きを口に運んでいます。おそらく、その単語はまだ勉強してないんでしょう。

そうこうしていると、海外からの旅行者が次々とお店に入って来ますが、予約がいっぱいで席に着けずに帰っていきます。

見ると店内の半数は外国人旅行者。

 

フグ料理もインバウンドを狙ってるんですね

隣のテーブルが予約が取れず他の店舗を英語で問合せる外国人旅行者のカップルについて、あーだこーだといじり出しました。

日本語が理解出来ないと踏んで、だと思いますが、そうゆうのは言葉が無くても通じるものです。

しかしその旅行者カップルは、意に介すことなく、近くの法善寺横町のお店を予約し、出ていきました。

隣のテーブルは、というと出て行った後もそのカップルの悪口をいってます。 さすがに私も耐えられなくなって来たので、店長を呼んで席を変えてもらおうとした。その時です。

ブルータスがお茶の入った湯呑みを高らかにテーブルに叩きつけ、すっくと席を立ち上がりました。

温厚な彼が初めて見せた強い感情の発露でした。

妻はそんなブルータスを見て逆に冷静になったようです。

 

すぐさま私と二人でセイセイセイセイ落ち着け落ち着け、義憤に駆られるのは理解出来るよ。

我々が席に付いた時点で雑炊だった隣のテーブルは程なく勘定となり店を出て行きました。

 

〆の雑炊をハフハフしながらの会話です。

 

ブルータス「お兄さん、『うるさい』よりも『騒々しい』の方がレベルが上?」

 

千日「一緒だよ、日本語ではどっちも同じ。因みにさっきのうるさいは『五月蝿い』だね」 

 

ブルータス「今一月だけど?」

 

カワイイ奴です^o^

以上、千日のブログでした。