本町でランチステーキならこの店
どうも千日です。今日ご紹介するのは大阪市中央区備後町(御堂筋線本町駅)のステーキハウス『タイムズ』のステーキランチです。
真っ昼間から肉が食べたくなることは、たまにありますね。しかし、午後に商談を控えてるとか、基本外部の人と接する仕事の人は、気軽に焼肉ランチへ行くことは出来ません。
では、我慢しますか?
ステーキランチ タイムズがあります。
まずは写真をご覧ください。
ステーキB 200g
- 本町でランチステーキならこの店
- 客の満足度とコストを勘案した高度なVE(バリューエンジニアリング)
- 客はゆで卵を食べに来ているのではありませんね
- このステーキランチにも弱点はあります
- 客としてVEを最適化するコツ、それは熱いうちに食べる
どうでしょう、何か足りないものor無駄なものはありますか?
オシャレさとは無縁ですが、一口サイズにカットされた赤身の牛肉、白いご飯、味噌汁、サラダ、付け合わせのパスタ。
これに何を足す必要もなければ、何を引く必要もありません。ステーキランチ界の『The 必要十分』がここに具現化しています。
ステーキランチのラインナップは、肉のグラムで分けられています。
- ステーキA 150g 1,180円
- ステーキB 200g 1,390円
- ステーキC 300g 1,950円
お店のロケーションはビルの地下一階ですが、店内はファミレス位の大きさです。カウンター席が半分を占めてますのでお一人様にも敷居が低いです。
お肉ということでやはり男性が多いですが、女性一人客も、必ずと言っていいほど見かけます。地下で通りから見えないのと、ホールスタッフが全員女性という安心感があるからでしょうか。
客の満足度とコストを勘案した高度なVE(バリューエンジニアリング)
VE(バリューエンジニアリング)とは製品やサービスの価値(バリュー)を、持たせる機能とその為にかけるコストとの関係で把握し『価値』の向上を図る考え方です。
ステーキランチに有りがちな例として、サラダに加える彩りとしてゆで卵のスライスを加えるとします。
機能
- 彩り
- サラダのレベルアップ
コスト
- 生卵代金
- 追加的な賞味期限管理
- 茹でる光熱費
- 殻を剥いてスライスする工程
- 盛り付けで最後にサラダと別容器からトングで乗せる工程
- 黄身が崩れることよる仕損品
客はゆで卵を食べに来ているのではありませんね
消費税の増税前はこのステーキランチにニンニクのチップが付いてましたが、増税後に姿を消しました。
オフィス街のステーキハウスのランチとして『価値』を産まないコストから的確にカットされたのだろうと思います。
一見、完璧なようですが…
このステーキランチにも弱点はあります
ステーキは一口サイズにカットされ、陶器の皿で供されます。そう、つまり冷めやすいのです。
しかし、
- 熱した鉄のプレートを使う
- 塊で肉を提供して、ナイフとフォークを使う
これらによるコスト増と回転率悪化の代償として我々客は幾ばくかの値上げを容認しなければならないでしょう。
加えて熱したプレートから立ち昇る油脂の微細なシャワーを浴び、仄かな肉汁のコロンを纏って午後の商談に臨むことも容認せざるを得ません。
客としてVEを最適化するコツ、それは熱いうちに食べる
単純です(笑)。通常の人の食べる速さでしたら、150g(ステーキランチA 1,180円)でギリ温かいうちに完食出来ます。
千日はお腹が空いていたので200g(ステーキランチB 1,390円)にしたのですが、最後の方が消化試合になってしまいました。
グループで食べに来た時に全員の料理が揃うまで待つ事がありますが、このお店の場合は料理が来たら、とにかくすぐ食べることをお勧めします。
後輩や部下と行く時は予めそう決めておくと、きっとアナタの人望が上がるかどうかまではわかりませんが。