タバコを吸ってしまった…!という夢を見たんだ…
どうも千日です。禁煙を開始してから2週間が経過しました。
2週間続けてみて、改めて感じるのがニコチンからの離脱症状の厄介さですね。
ほぼほぼ、1週間でニコチンの禁断症状が無くなったと思っていたんですが、まだまだ甘かったみたいです。一旦は収まったかと思うと、またぶり返してくる感じですね。それと妙な眠気を感じるようになりました。この眠気というのも、禁断症状の一つらしいです。
仕事中に襲ってくる眠気のピークが、ちょうど2日前くらいに来ていました。たまらずにちょっと横になって昼寝をしたんです。
それで見たのが、ついタバコを吸ってしまう夢だったんですよね。眠りについた体勢から途切れのない、シームレスな感じでタバコを吸ってしまったので、すごく焦りました。
禁煙中にタバコを吸ってしまう白昼夢
1週間まえの記事にも書いていたのですが、ニコチンの次にやって来るのが『ふとした空白の罠』です。
いつも、このタイミングでタバコを吸っていたという時に、タバコを吸えないというストレスなんですよね。とくに禁断症状から夜に熟睡できず、昼間に眠気がやってくるとき、というのがやってきます。
頭の中に靄がかかっているような状態で、熱いコーヒーとタバコが凄く欲しい状態ですね。このストレスに耐え切れず、また、仕事でのパフォーマンスを落とすわけに行かず、つい喫煙してしまう人が多いのでしょう。
私はウトウトとまどろみました。
タバコを手にしてなぜかトイレへ向かう自分への違和感
どれだけ時間が経ったのか分かりません。
フと気がづくと、私はタバコを手にしていました。頭の中がボーっとしていますので、「あれ?なんかやってはいけないことをやろうとしてるなオレ」というのは何となくわかるんですが、それの正体が分からないという感じです。
そしてなぜかタバコとライターを手に家のトイレへと向かうのです。今まで私は家のトイレでタバコを吸ったことは有りません(笑)。
でも、なぜかトイレに向かったというのは、見られてはいけない、やましいことをやろうとしている無意識な自覚があったのだろうなと、今にして思います。
タバコに火をつけ2、3回煙を吸い込んだところで我に返った
何となく違和感を感じながらもトイレの個室に入り、流れるような動作でタバコに火を点けて、煙を吸い込み、トイレの換気扇に向かって煙を吐き出す。
この動作を2回、3回繰り返したところで、はっと我に返りました。っていうか、まだ夢の中なんですが、自分では夢だとは思っていないです。
あ、オレたばこを吸っちゃった…
で、一瞬自分の人差し指と中指の間に挟まったタバコを凝視するんですね。これをどうしたものか?と。
無意識に吸ってしまったのなら、すぐに火を消して棄ててしまえばいいじゃん?と思うんですが、そこで私はもう一度、口を付けて煙を吸い込んでしまったんです。
我に返ってから、再度タバコを吸うまでのこの時間は、ほんの1秒も無かったと思います。
禁煙に失敗したのなら、そのままタバコを吸ってしまおうと思った自分
もう吸ってしまったんだから、3度も4度も一緒だろう。
おそらく、そんな風に思ったんだろうと思います。同時にこのように思った自分、そして反射的にたばこを吸ってしまった行為に、夢の中ながら、深くショックを受けました。
なぜか大粒の涙がボタボタとこぼれてきました。
何て、自分は弱い人間なんだろう。
駄目だオレは。
と思ったんでしょうね。というか、思ったんです。きっと。
で泣きながら、矢継ぎ早にタバコを吸って、(多分)ばれないように換気口に向けてその煙を吐き出していたんですね。
そしたら、妻がなんか不穏な空気を察したのか、何事か?とトイレにやってきたんです。私はトイレのドアも閉めずに、ここまでのことをやらかしていましたので、すぐにバレました。
号泣したまま、妻に「タバコ吸っちゃったヨー」と情けない声で訴えたんですよ。
妻はどんな顔をしているのだろうか…?
というところで(本当に)目が覚めたんですよね。
ストレートによっぽどタバコを吸いたかったんだね
夢占いというものがありますけど、これほど分かりやすい夢は無いでしょうね。
要するに私はよっぽどタバコを吸いたかったわけです。でもって、トイレで隠れて吸うというのは、タバコを吸うという行為が後ろめたいことであるという考えがあるということです。
ブログでは「今喫煙の習慣がある人は別に止めなくていいと思う」と言ってはいますけど、「禁煙した自分」に対しては、タバコを吸う事を禁忌にしているんですよね。
- 他人は別にいい。(止めないのは自由意志だから)
- でも自分はダメ。(自由意志で止めたのだから)
こうした考え方について、自分として不公平感を感じているんだと思います。自分で言っておいて、自分で不公平だなんて思うのは変な話ですが、そう感じているんでしょう、しょうがないです。
とはいえ、なんとか、今日も禁煙を続けられています。
離脱症状の長さや強さは喫煙年数に比例する傾向がある
こういうのを離脱症状というんですね。
- タバコが吸いたくてたまらない
- イライラ、欲求不満、怒り
- 集中できない
- 落ち着かない
- 気分が落ち込む
- 不安を感じる
- 頭痛
- 便秘
- 食欲増加または体重増加
離脱症状は人によって現れる期間や強さに差がありますが、通常、禁煙開始から3日以内にピークを迎え、だいたい1週間、長くても3-4週間でおさまることがほとんどだそうです。
禁煙成功のためには、離脱症状が強く現れる禁煙3-4週間の過ごし方が重要です。
吸いたくなる気持ちがこの期間にとても強くなるので、離脱症状の対処をし、タバコを吸いたくなる気持ちをおさえる必要があります。
まとめ~禁煙外来を試してみようか…?
こうした離脱症状を和らげるために、禁煙外来というものがあるんです。
- タバコ以外の方法でニコチンを摂取して離脱症状を和らげる。
- 離脱症状をニコチン以外の薬品で和らげる。
こうした、離脱商法への対処と医師とのカウンセリングで、禁煙を成功させるんですね。
なので、よっぽどこの離脱症状が長く続いて、仕事や日常生活に支障が出てくるということであれば、通院も考えた方が良いかもしれません。
保険治療がききますからね。これまで高い間接税を納めてきましたし、健康保険料も払っているわけですから、権利を行使せねば…
でもね、ちょうど今日で2週間なんですよね。ということは、先週あたりが離脱症状のピークだったのかもしれないんです。タイミングとしては逸してしまったのかな~なんて思っています。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
この1週間ごとに定点観測していくスタイルは海水アクアリウムのネタとかほくろをレーザーで除去したときのネタで使っていた手法です。
日記(ブログ)らしい投稿なので、初心にもどったような感じで、週に1回このネタで何が書けるか?という緊張感があります。
なので、禁煙に関しては失敗しそうになるっていうのが、有難いネタなんですよね。しかし、失敗してしまうと、もちろんダメなんでなかなか微妙なバランスの上に継続している感じです。
2018年3月2日