人生やりたいことリストの旅

人の脳は、自分のやりたいことしかできないように出来ているんだ

禁煙8週目~禁煙には終わりが無いのだということ

この世にたばこがある限り

どうも千日です。禁煙を開始してから8週間が経過しました。

 

ネバー・エンディング・ストーリーというのがあります。直訳すると、ネバネバする粘着性のエンディングを迎える物語ですね。

 

ネバネバねばねばねばねばねばねばああああああああ。

 

今日はちょっと疲れ気味なので、こんな感じで思いつくままに書いてみようかなと思います。

 

普段はある程度、何を書くのか考えてから書くんですけど、今日はタイトルだけ決めてオチは流れに身を任せる感じです。

f:id:sennich:20180411214935j:plain

煙草がこの世にある限りは誘惑が続く

有難いことに、私にも定期的に読んで下さる読者様がいまして。

オッサンの禁煙などというような、特に新しくもなく、役にもたたない記事にも温かいコメントを寄せてくださいます。

ありがたいことです。ありがとうございます。

 

嫌煙家にならずに禁煙するリスク

コメントの中には、実際に禁煙を続けている人もいますし、一度も喫煙したことの無い人も居ます。

 

わりかしタバコのネタって愛煙家と嫌煙家で対立している…というより、嫌煙家が一方的に煙草を毛嫌いして、攻撃対象としている感がありますね。

 

なので、喫煙してたころは好んで、喫煙、嫌煙について書かなかったんですけど、自分が禁煙したことによって書きやすくなった面はあります。

 

どういうことかと言うと…

 

  • 禁煙しているので、嫌煙家の人から攻撃対象にならない。
  • かつて喫煙者であったので、愛煙家の気持ちも代弁できる。

 

ありがちなのが、喫煙者が禁煙すると、嫌煙家にジョブチェンジするケースなんですけど、今のところ、私はジョブチェンジせず禁煙を継続しています。

 

何年禁煙しても再開するリスクと常に隣り合わせ

頂いたコメントの中で、ああやっぱりなと思ったものが『10年禁煙してたけど、何気なく一本吸ったのがキッカケで再開してしまった』というものです。

 

これって結構キマスよね。なかなか禁煙をスタートできない理由の一つでもあります。何年禁煙できても、一度喫煙が習慣化した人にはずっと煙草の誘惑が付いてまわります。

 

この世に煙草というものがあって、それが目に付いてしまう限り、弱い誘惑というのがながーく続くんですよね。

 

10年、20年禁煙していても、一度煙草を吸ってしまうと、かつては習慣としていたものですから、すぐにまた吸うようになってしまうんですよ。

 

まるで、フリダシニ戻ルです。禁煙した期間が長ければ長かったほど、その期間の苦労はなんだったんだ?っていう気になってしまうものです。

 

だから嫌煙家になるのが近道?

なので、安全確実にタバコを止めるには、嫌煙家になる事がオススメだそうです。

 

ただ嫌煙家になると多くの人がタバコと人を分離出来ず、タバコを習慣的に吸うひとをも嫌うようになるケースが多いように思います。

 

そうなると、タバコを吸う人と仲良くできなくなります。これは自分にとって損だなと客観的に思うんですよね。

 

つまり以下の天秤です。

 

  • タバコの習慣を再発するリスク
  • 喫煙者と仲良くできなくなるリスク

 

今の所、後者の方がデメリットが大きいと考えていますので、私は無理くりタバコを嫌いになる努力はしないようにしています。

 

一方で過激さを増す嫌煙運動とストレス社会

禁煙し始めてから、何気にタバコに関するニュースが目に付くようになって来たのですけど、かなり過激になって来てますよね。嫌煙家の活動が。

 

ある役所では、タバコを吸った職員は45分間はエレベータに乗ることを禁じられているそうです。なぜなら、タバコを吸うと45分間はその呼気に発ガン物質が含まれるからだそうです。

 

また北朝鮮の金正恩委員長はヘビースモーカーで知られていますが、韓国の特使団の鄭氏が正恩氏に『禁煙されてはどうですか?』と禁煙を勧め、側近たちが凍り付いたと報道されています。

 

その時、夫人が手を叩いて喜び『いつもタバコをやめてくれと頼んでいるが、全くやめてくれない』といって場が和んだそうです。

 

ちなみにトランプ大統領はタバコを吸いません。

 

タバコは平和に効く?

もし米朝首脳会談が実現したとして、タバコを吸わないトランプ氏が正恩氏にタバコを勧めたら?ちょっと面白い展開になりそうな気がしますね。

 

タバコに含まれるニコチンは精神を落ち着かせる効果もあります。これが人体には害をおよぼすのですが、社会や共同体の人間関係には良い効果を生み出すと言われてます。

 

職場の雰囲気が悪くなりそうな局面で、「ぷかー」とタバコをふかせながら「そうだなあ。どうしたもんかなあ」と口を挟むおじさんがいることの潤滑剤効果が見直されているんですね。

 

これが、禁煙先進国のアメリカ発信で電子タバコが開発された所以なのです。

 

まとめ

わたし達はものごとの一面だけを見て悪だと決めつけ、それを全滅させようとして、概ね毎回、失敗してきました。

 

例えば食物連鎖が崩れていることは、昔からずっと言われつづけていますが、実は狼を放つことによって 食物連鎖のバランスを正常に戻りはじめる事が最近分かってきました。

 

これは、オオカミが家畜を襲うからといって、オオカミを全滅させてしまったことで、鹿が天敵の居なくなったことで大繁殖して、草木を食べ尽くしてしまったのが原因だったからです。

f:id:sennich:20180411215221j:plain

既に日本オオカミは絶滅してしまっています。煙草や喫煙者というものも、そのうち全滅するかもしれませんね。

 

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

今日も禁煙継続中です。

私が個人として禁煙を始めましたけど、煙草というものを今のような迫害に近い方法で全滅させることについては、少し懐疑的なんですよ。

物事の一面だけを見て極端な舵を切った結果、大抵失敗してきているのが人間の歴史です。

なので、

禁煙はするけど意識して嫌煙家になろうとはしない。というのは直観ですが正解だと思っています。

たとえ、それが再開のリスクを増加させるものであっても、まだそっちの方がマシなんだろうなと思うんですよ。

2018年4月11日