人生やりたいことリストの旅

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禁煙9週目~喫煙者だと結婚対象から外れる、喫煙者だと知ったら冷めるというホンネ

喫煙者というだけで結婚相手の候補から外すという人が多い

どうも千日です。禁煙を開始してから9週間が経過しました。

 

私は37歳で結婚しましたので、わりと晩婚でした。理由は様々ですけど、喫煙者だったというのも、いくらかあると思います。

 

煙草が苦手だということを、それとなく言われることもありましたけど、まあすでに中毒ですし、って感じでしたし。面と向かってやめて欲しいと言われたこともありませんでした。

 

煙草を吸わない人はほぼ間違いなく、煙草の臭いが苦手です。付き合うくらいなら良いけど結婚となると『無い』なと思われても仕方がないでしょうね。

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結婚の対象から外れるという人は多い

ガールズちゃんねるに「気になる人が喫煙者だったら?」というスレッドが立っていましたので、幾つか上位の回答をご紹介しましょう。

回答を2つに色分けしてみました。

 

  • 喫煙が恋愛や結婚と無関係だという人は青
  • 喫煙が恋愛や結婚の障害になりうる人は赤

どうもしない

 

質問の意味がわからない マナー守ってるなら別にどうもしない

 

結婚はちょっと嫌かな... でも多いと思う

 

嫌だな。

 

吸う量によっては考えてしまう

 

諦める

 

知った途端冷める

 

結婚は嫌かも

 

対象から外れる。

 

寧ろ私が喫煙者だし

 

どうするもこうするも、相手にも選ぶ権利あるし

一つ『寧ろ私が喫煙者だし』は、明らかに喫煙者サイドの声なので、外しました。これはちゃんとした統計というものではないですけど、私の感覚からして、概ね平均的な女性の意見の分布に近いんじゃないかなと思います。

 

これはたまたま、女性の声ですけど、逆に男性として喫煙する女性に対する意見を取っても概ね似たような感じになるでしょうね。こういうの、むしろ、男の方が寛容さが無いです。

 

自分のことなのでよくわかります。

 

自分はタバコを吸うくせに妻が煙草を吸うのに拒否反応

というのも、私がまだ喫煙者だったころ、妻が私の目の前で煙草を吸って見せたことがあったんですよ。

 

おもむろに見たことも無い銘柄の煙草のようなものを取り出して、火を点けてぷかーっと吸ったんですね。

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私は自分が煙草を吸いますから、当然妻が煙草を吸っていても何ら口を出す資格なんて無いんですよ。

 

それは頭でわかっていたんですけど、それでも妻が目の前で煙草を吸っているのを見ると、どうにも違和感を払拭できなかったんです。

 

妻が吸って見せたのはネオシーダーという咳止め薬だった

後から分かったのですが、その『タバコのようなもの』は、タバコではなく、アンモニウム、安息香酸、甘草エキス、ハッカ油等を主成分とする鎮咳・去痰薬でした。

こんなヤツです。

見た目は完全に煙草で、火を付けて喫うものなんですけど、煙草じゃないんです。こんなのあったんですね。すぐさま妻から奪って、長い間机の中に仕舞っていました。

 

ちなみに、このネオシーダーは禁煙を始めてから、どうしても煙を吸い込みたい欲求に耐え切れなかったときに吸って使い切りました。

 

話が横にそれましたけど、結論として妻は喫煙者では無かったんですけど、やっぱりその姿を見るのはすごく抵抗があって、自分でもすごく意外だったんですよ。

 

喫煙者というだけで底知れないハンデがある

なので特に煙草を吸わない人、周囲に煙草を吸う人が居なかった人にとって、喫煙者というだけですごい心理的な抵抗があるということは、頭に入れておいた方が良いと思います。

 

自分にとっては、慣れ親しんだものですし…

マナーを守っているならいいでしょ。

こっちにも選ぶ権利あるし。

 

こんな風に考えていると、超人的に心の広い人しか相手にしてもらえませんよ。そして自分は?というと、そんなに心が広いわけではないですからね。 

 

喫煙者と結婚した非喫煙者は価値観の不一致に苦しむ

夫婦として共同生活を営むようになると、夫婦それぞれの価値観のぶつかり合いが始まります。よくパートナーに求める条件の一番に挙がる『価値観の一致』がそもそも幻想です。そんな人間はいません。

 

失敗しないためにせめて『価値観の近い人』を探そうと考えるんですよね。つまり相手が喫煙者ということにどこかで引っ掛かるという人は、結婚後その不一致に苦しむことが宿命づけられているんです。

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似ていれば似ているだけ、小さな違いが大きく、多く感じられるのが人間だからです。

きりがない。

  • 自分の気持ちに正直な人。
  • 賢明で慎重な人。

こういう人ほど、喫煙者との結婚に消極的になって当然です。

 

結婚が無いということであれば、早い段階から恋愛対象から外すことが、賢明な選択だと思う人が多いはずです。

 

自分の喫煙の習慣を変えることなく非喫煙者と結婚したい。

自分は喫煙者だけど、配偶者には喫煙してほしくない。

 

こうした考えが、どれだけ身勝手なものかということです。

 

非喫煙者にとっての煙草の煙というのは、人体への悪影響が常識となった今では許容しにくいものです。将来子どもができたことを考えると、胎児や乳幼児への影響を心配するのは当然です。

 

まとめ~感謝と思いやり

もしも、既に喫煙の習慣のある前提で結婚してもらっているのであれば、相手は実に多くを受忍しているんじゃないでしょうか。

 

たとえ、自分の方は前から煙草を吸っていて、ただそれを続けているだけだ、としても日々の生活の中で被る副流煙や臭いをずっと我慢しているのは相手の方なんですよね。

 

そう思うと、今まで我慢してくれた妻には感謝しかないです。

 

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

今日も禁煙継続中です。

夫婦はお互い対等だ、というのは確かに立派な建前だと思いますけど、客観的に見て対等というのは、無理だと思ってます。

もし今の関係が対等だと感じているなら、相手はあなたよりもかなり譲歩していると考えて間違いないです。

自分の価値観が通ったところは、それは自分としては当然のことなのですから、相手に譲ってもらったとは考えないからです。

どれだけ譲歩できるかというのはその人の成熟度によるんですね。

精神的に未熟な人ほど自分の価値観を貫こうとし、相手が譲ってくれていることに気づかないものなんだと思います。

2018年4月18日