人生やりたいことリストの旅

人の脳は、自分のやりたいことしかできないように出来ているんだ

風邪をひく前にうどん屋へ「うどんや風一夜薬」油断大敵早く一服を用ゐよ

明治時代にはどのうどん屋さんにもおいてあった風邪薬のトップシェア

どうも千日です。インフルが流行ってるらしいですよ。今本を一緒に作って頂いている編集者の方もインフルにかかってしまいました。ウイルスが抜けるまで外に出られないので自宅で今も編集作業をして頂いています。

どうかご無理はなさらないよう、健康第一ですよ。

我が家では、風邪の予防にと、こないだ妻が「うどんや風一夜薬」を買ってきました。こんなやつです、11袋入り。

うどんや風一夜薬徳用11袋入り

 

どことなく、私の本と似たパッケージングですよね。

親近感。

 

千日太郎 家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本


薬とありますが薬事法上の医薬品ではなく、食品です。つまり生姜湯のもとです。

戦前派なら知らぬ者なし、

らしいです。

私は見た覚えはありませんけど、かつてはどのうどん屋さんにもおいてあって、お客さんは自由に薬をとって飲んで、うどんと一緒にお代を払ったそうです。

ちなみに東京ではそば屋においていたので「そばや風一夜薬」というネーミングで同じ販売チャネルで売られていたそうです。これマメ知識。

いざ、実飲してみましょう。

今週のお題「体調管理」

作り方はカンタン150mlのお湯を注ぐだけ

うどんや風邪一夜薬の小袋

中にこんな感じの小袋が入っていて、生姜湯の粉が入っています。作り方は簡単でこれを湯飲みにあけて沸騰したお湯を注ぐだけ。いちいち沸騰させるのが面倒なので電気ポットの90度のお湯でやってます。

それで十分です。

写真は湯飲みじゃなくて焼酎グラスです(笑)

主用原材料は砂糖麦芽糖と生姜と本葛の粉末清涼飲料

中身を出して、アップにした写真です。

うどんや風一夜薬の中身

名称は粉末清涼飲料です。

原材料は砂糖、麦芽糖、馬鈴薯澱粉(遺伝子組み換えでない)、ぶどう糖、蒸生姜、黒糖、本葛。

辛さで2種類用意されています。

辛さの目安で1から5の5段階あり、生姜湯は2の「中辛」と4「辛味絶佳」。3と5はそれぞれ生姜飴で中辛と辛味絶佳となっています。辛さ1の商品は無いです。

生姜の辛さが苦手な方は「中辛」がお勧めです。

ウチの妻は寿司屋とかで生姜をガリガリ食べるほど生姜好きですから辛味絶佳です。

キャッチーなネーミングとうどん屋の販路で明治時代に全国を席捲

今からさかのぼること142年の明治9年(1876)創業から変わらない成分です。旧店名の「末廣勝風堂」はわずか10年で風邪薬のシェアで全国の8割を占めるまでに成長したそうです。

この「うどんや風一夜薬」というキャッチーなネーミングはアツアツのうどんと一緒に飲んで汗をかき、一夜寝て風邪を治すという知恵をそのまま名前にしたものです。

初代の末廣幸三郎氏はこのネーミングとうどん屋を販路にするアイデアで電話も満足に通っていない時代、わずか10年で風邪薬シェアで全国80パーセントを獲得するほどに成長させたんです。

小説「二十四の瞳」のセリフにも「うどん屋かぜ薬というのがあるでしょ、あれもらったら?」と出てくるほどに浸透したのです。

十日えびすへお詣りした後うどんを食べてから

昨日は十日えびすの宵えびすに行ってきました。すごい人でしたよ。人混みでの感染の予防にマスクですね。

十日えびすではおみくじは引きませんでした。

初詣で大吉をゲットしましたので(笑)。いいこと書いてましたよ。

西宮えびす大吉おみくじ15番

  • 喜び事:ある(本売れてくれー!)
  • 願い事:かなう(重版してくれー!)
  • 商売:買うと良い(ビットコイン?いらんいらん)
  • 病気:すっかり治る(健康体である)
  • なくし物:見つかる(多くのものをなくしすぎて何をなくしたかも…)
  • 縁組:旅行等支障がない(どういうこと?)
  • 方角:東南が良い(まず、東南方面の書店からまわってみようか)

このみくじにあたる人は、どの様な事にあっても、あまり心をなやまさず、信心を第一とするのが良いでしょう。

そうそう、本は発売延期になっちゃったけど、自分が信じることをやるだけです。結果は後から付いてくる。

そのあと、近くのうどん屋でカレーうどんを食しました。

うどんにカレーなんて邪道だ

なんて思っていた時代が私にもありました。

しかし、美味いは正義。

冬のうどん屋さんは眼鏡が曇るほどの湯気があって、乾燥したこの季節に入るとホッとしますよね。

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私は何を食べても汗をかく体質なんです。さらにカレーとなると、それに拍車をかけます。

いまこの写真を見ただけでじわっと顔に汗が出てきます。汗をかいて冬の寒空を歩くとかえって体を冷やしてしまうので、そのあたりはよく気を付けなければです。

明治なら、このテーブルにうどんや風一夜薬があったのでしょう。現在の販路は本社と百貨店が主だそうです。確かにドラッグストアなどではあまり見かけませんね。

家に帰ってから、作りました。

うどんや風一夜薬を作った

粉っぽい場合は電子レンジでさらに加熱するそうです(500ワットで約30秒)でも、葛のぬめりがあり、突沸で吹きこぼれることがあるので火傷に注意してくださいね。

夏は、いったんアツアツのしょうが湯を作ってから冷蔵庫で冷やして飲んでも美味しいそうです。夏にもやってみようっと。

2018年の抱負~元気で健康に!

妻は健康食品が好きで色んなサプリメントを買ってきては試しているんですけど、なんででしょうね?母もそういう感じでした。

飲めと言われて色々飲んでますけど、特に効果を実感できない。健康だったらいいんじゃないの?と思うんですよ。私なんかはね。

この生姜湯は本社以外では百貨店で売ってます。通販で売ってるのかしらん?

探してみたら、ありました、ありました。

 

2018年も健康で乗り切って行きたいです。皆様も風邪などひかれませんよう。お体には気を付けて!

以上、千日のブログでした。